香川県高松市で有限会社から株式会社へ|会社変更登記の流れと手続きを司法書士が解説
香川県高松市で有限会社から株式会社へ変更登記を検討中の方へ。有限会社を株式会社にする理由や手続きの流れ、必要書類、実務のポイントを司法書士がわかりやすく解説します。経営の未来を見据えた判断に役立ててください。

香川県高松市で会社設立登記や会社変更登記を検討している方必見。有限会社と株式会社の違いや、現在の有限会社制度の扱いを司法書士がわかりやすく解説します。経営者様の疑問をスッキリ解決!
【目次】
1. 有限会社はもう作れない?会社法改正のポイント

香川県高松市で新たに会社を設立しようと考えたとき、「有限会社を作りたい」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実は2005年5月1日に施行された新会社法によって、有限会社制度は廃止されました。
この会社法改正により、新しく有限会社を設立することはできなくなり、現在では株式会社、合同会社(LLC)、合名会社、合資会社などが設立の選択肢になります。
では、既に存在する有限会社はどうなったのでしょうか。廃止といっても、すでに登記されている有限会社が自動的に消滅するわけではありません。会社法の附則により「特例有限会社」という扱いになり、実質的には株式会社としてみなされていますが、引き続き「有限会社」という商号を使用することが認められています。
つまり、新規設立はできないものの、昔から続く有限会社は存続しているというのが現状です。
2. 有限会社と株式会社の違いとは
では、有限会社と株式会社の違いとは何でしょうか。
多くの方が「結局は同じなんじゃないの?」と感じるかもしれませんが、商業登記や運営面ではいくつかのポイントで違いがあります。
【設立できるかできないか】
先述の通り、有限会社は新規設立ができません。新しく事業を始める場合は、株式会社や合同会社の設立を検討することになります。
【資本金の違い】
旧有限会社法では、有限会社の最低資本金は300万円、株式会社は1,000万円とされていましたが、新会社法では最低資本金制度が撤廃され、1円から設立可能です。ただし、有限会社は当時のままの資本金で存続している場合が多いです。
【機関設計の違い】
有限会社は取締役1名以上で構成できますが、株式会社は株主総会、取締役会の設置が必要になる場合もあります。これにより、会社運営の透明性や意思決定の仕組みに違いが出てきます。
【商業登記の違い】
有限会社(特例有限会社)と株式会社では、商業登記上でも代表取締役の氏名の表示義務が異なります。この点は次回のトピックで詳しく解説しますが、信用調査などで大きな違いが出る部分です。
3. 有限会社のまま残すメリットとデメリット

香川県高松市でも、古くからある地場企業では有限会社のまま営業を続けているケースが多く見受けられます。
では、有限会社のままでいるメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
【メリット】
【デメリット】
4. 有限会社を株式会社にするべきか?判断ポイント

有限会社をそのまま残すか、株式会社に変更するかは経営上の重要な判断です。香川県高松市の経営者様の中には、後継者への事業承継や事業拡大のタイミングで変更を検討される方も多くいらっしゃいます。
以下のような場合は、株式会社化を検討する価値があります。
逆に、地域密着で取引先も固定化しており、大きな変化を求めない場合は有限会社のままで問題ないことも多いです。
5. 香川県高松市での会社登記は司法書士にご相談を
有限会社か株式会社か、どちらが良いのかは、会社の状況や経営方針によって変わります。また、株式会社化を進める場合は、定款の変更や必要書類の作成、法務局への登記申請など、専門的な手続きが必要です。
香川県高松市の「アイリス国際司法書士・行政書士事務所」では、有限会社から株式会社への変更登記はもちろん、新規の会社設立登記も多数サポートしています。将来を見据えた最適な選択をご提案しますので、ぜひお気軽にご相談ください。

香川県高松市で有限会社から株式会社へ変更登記を検討中の方へ。有限会社を株式会社にする理由や手続きの流れ、必要書類、実務のポイントを司法書士がわかりやすく解説します。経営の未来を見据えた判断に役立ててください。
香川県高松市で有限会社から株式会社への変更登記をお考えの方へ。有限会社と株式会社の商業登記上の大きな違いである「代表取締役の氏名表示義務」について、司法書士が実務のポイントを詳しく解説します。
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